みかづき

2月、実家の父が階段を踏み外して後頭部を打って大きな手術をした。

術後直ぐ面会するやいなや、同じ日に簡単な手術をした次男を心配したことば「大丈夫か?」

どちらが大丈夫なんだかと思いながら私はこたえた。
「大丈夫だよ。無事終わったから」

その後、弟からICUから出られたという報告を受けた翌日、父は言葉を失った。
約10日間インフルエンザの流行で家族の面会ができなくなった。
やっと会えたかと思うと、こちらの言っていることはわかっているようだが話が出来ないと実家から連絡が来た。
私達は、長い目でリハビリを考え始めた。

「姉貴の次男に来てもらえないだろうか。」
次男は根はとてもやさしいのだが、中々の不詳の息子で、そんな次男を実家の両親たちはしっかり者の長男以上に気にかけていた。

昨日、実家の母と次男で病院へ向かった。
到着して父に会うとゆっくりだが話始めるではないですか?
弟に連絡すると弟も驚いた様子。

あれ、これあのドラマに似ている。
危篤状態の祖母のところへ駆けつける出来の悪い孫、、、死にかけているのに死に際から蘇ってきてしまう。


「学校教育が太陽だとしたら、“塾”は月のような存在になると思うんです」

小学校の用務員でありながらいつしか落ちこぼれの子どもたちに勉強を教えるようになった天才的教師の大島吾郎。戦中の国民学校の教育に反発し、自由で豊かな教育の可能性を塾に見出したシングルマザーの赤坂千明。それぞれに個性の異なるふたりが公私ともにタッグを組んだことで、塾業界に新たな歴史が生み出されていくお話なのだが、志半ばで塾を閉じてしまう。

その志を長女の息子が引き継いでいくところで物語が終わる。
我が家の不肖の息子にも新たな目標が見つかると良いなあと思いながら帰路についた。

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